安易な独学選択は禁物

簿記2級の合格率はわりと不安定な上に高いとはいえないため、独学での受験を
安心しておすすめできるような試験ではありません。

簿記2級の勉強方法については、前のページまでに、一部のレベルの高い通信講座を使って
勉強することが望ましいことはもう書いた通りですが、それと正反対のチョイスをして、
簿記2級の試験勉強を「独学でやろう」とする人たちが毎年出てきます。

「独学でもなんとか簿記2級に合格できるだろう」と楽観する人たちについては、
かなりの割合で失敗しているに違いないと、ここで申し渡しておきたいですね。
簿記2級の試験は数ヶ月の勉強で受かりますから、確かに独学でもいけそうな気がすることは
あります。それでうまくいく人たちも(わずかながら)いることはいます。
しかし失敗の可能性は低くありません。その理由をここで列挙しましょう。

1 教材を全部自分でそろえなければならない

今ではたいがいの商品はネット通販で気軽に買えてしまう時代です。

簿記2級の教科書や問題集も簡単に探して買えますが、
かえって良質の教材を選びにくくなっている
ともいえます。
しかも最新の試験の動向が加味されていない教材では最新の試験対策ができなくなります

一部の問題集をあとから買うくらいだったらかまいませんが、
中心とする教材は通信講座でそろえてもらったほうが無難です。

2 わからないことを誰にも教えてもらえない

通信講座だったら、質問をメールやFAX等を使って答えてもらえますが、
独学ではそれがまったくできません。

しかも一流の先生に教えてもらえる通信講座と違って、独学では
わからないことにぶつかる確率もべらぼうに高くなると思ってください
(ものすごく遠まわりをすることになるので)。
独学では、3~5ヶ月周期でやってくる次の簿記2級試験に
間に合わなくなる可能性が高くなります。

3 やる気が続かなくなりやすい

通信講座で一流の先生に、DVD等の中で大事なところを(教科書と連動するようにして)
語りかけてもらうと、それだけでもだいぶやる気が続くものです。

しかし机に座ってただ教科書や問題集をめくっていると
ついやる気が落ちて遊びはじめてしまう人はけっこういるものです。
よほど自分の集中力に自信がある人だったら別ですが、
独学ではなかなか自分の勉強を軌道に乗せることができないものです。

通信講座は、独学のような在宅の勉強でありながらも、簿記2級の受験勉強を
予備校に近いレベルでやれる貴重な方法です。
しかもせいぜい3~4万円くらいで利用できるところも出てきています。

独学でも教材を全部買い集めると何万円もかかりがちであることを思うと、
独学よりも通信講座のほうが、勉強の進み方の意味でも金額の意味でも
好都合だという結論になります。

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